by turehana
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栄町といえば、千葉屈指の風俗街。 都内とはまた違う寂れ&うらぶれまくった雰囲気が大変好みなのですが、 このエリアにもおいしいお店がたくさんある。 定期的に行くのは、ひなどり唐揚げの「花澤三友」。 このブログにも何度も書いていますが、 都内三大もも揚げ「鳥房」「とよ田」「鳥万」(最近なら「うえ山」とかも?)にも、 決して負けない風情とおいしさ! 近くでよかった! ヤ○ザさんの事務所前などを通って店に入ると、 「いらっしゃ~い」と白割烹着のオバちゃんたちが迎えてくれます。 ビールを飲みながら黄色いたくわんをつまみ、オーダーを熟考。 まずはスタンダードなから揚げから。 揚がると、年季の入ったバットに入れて客席に持ってきてくれる。 カリカリの皮をかじれば、ドバッと肉汁が噴き出るジューシーなお肉! だーっ。たまらん。 鶏もつの煮込みもおいしいよ。 生のオニオンスライスがのっているのがポイント。 にんにくがきいた「ブツ」。 これ、止まらないおいしさなんですけども…! ちなみに、すべてのから揚げは二つの大きな鉄鍋を使って二度揚げされている。 温度差でカリッとジューシーにするらしいですなー。 すいませーん、ホッピー! そういえばココは、生ホッピーでもないのに注いだ状態で提供される。 一度、「こちらのホッピーは生なんですか?」とオバちゃんに聞いたら、 「ホッピーっていうのはね、焼酎を割る飲み物でね…」と説明されたことあったなあ。 業務用を自宅にケースで配達してもらってるとは言いづらい…。ww ちなみにこの店では、男性は皆「社長」と呼ばれます。昭和。 もも肉もきたー。 普通はこれで十分なんだけど、他も頼まないと気が済まない…。 「やわらかいの(レバ)」「かたいの(砂肝)」と呼ばれる揚げモツ類もおいしいよー。 ここに来たならマストの半身揚げ! 完全に皿からはみ出してる。w カリッカリの皮にジューシーな肉…! うーまーいー。 ぐいっと関節からねじって、手で持ってわしわし食べるべし。 隣席の風俗店の店長らしき男性が、 「子供も大きくなってきたから、街から足を洗いたい」とか言ってるのを聞きつつ、 余ったから揚げを持ち帰る手はずをととのえる。 あー、おいしかった。 この町の人は幸せだなあ…ケンタッキーとかいらないのでは。 欲を言えば、鶏を揚げている揚げ油でフライドポテトつくったら、 めちゃめちゃうまいんじゃないかと思うんですけどもー。鶏の脂…! そして、夏が終わるまでに行かねばならない店も。 濃い韓国人ママがやっている韓国料理「アリラン」。 こだわりを語らせると長い、完全手作り冷麺があるのです。 スープはおろか、麺まで手作り! 韓国なのでお通しも多い。 和えものや、ギョニソーのチヂミにかまぼこ焼き…? もちろんキムチも。 この特製のたれをつけていただきます。 左のペットボトルは、謎の緑茶。 同席者の「鱈のだしが飲みたい」というリクエストでブゴク。 鱈は、魚のスープの中でも濃いうまみのはずよね。 でも本来はじっくり煮だすものなので、 今日のコレはちょっとテキトーにつくった感が…。汗 きました冷麺! 店の中に、専用の巨大な「シャーベットで保存するスープ機」と、 「冷麺専用の製麺機」があるのよね。 「韓国で名人に5万円で教えてもらった(また微妙な金額…)」という、 オリジナルの麺は絶品でございます。 春夏の間だけらしいので、行くときは要事前確認で! そうそう。 コレは別の日だったのですが、醤油ケジャンも激ウマ。 生の蟹をしょうゆだれに漬けたもので、身がねっとり。 普通に食べても良いのだけど、 やおらオバちゃんが座敷に登場し「ケジャンごはん」を作り始めた! こーれーが、たまらない。 ナムルなども一緒に混ぜてあるんだけど、 もしあるタイミングなら必ずオーダーするとよいかも。
by turehana
| 2013-01-02 15:45
| 外ごはん
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