by turehana
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8時前にむっくり起きる。 とりあえず身支度をし、大通りまでRに送ってもらってタクシー乗車。 運転手さんに「佐渡フェリー乗り場まで」と告げて、港へゴゴゴー! 昨日の昼までは佐渡へ行こうなんて(一昨日の朝は新潟さえ!)思っていなかったが、 なぜか今は一人でフェリーのキップを買っているこの不思議。ちなみに二等席で約2500円。 とにかくもうフェリーが大好きなので(五島列島や四国などの国内フェリーはもちろん、 中東やヨーロッパをふらふらしていた時も、 「フェリーに乗れる」という理由で行き先を決めていた。ギリシャ最高だったな~) 今回もフェリーに乗れるから佐渡へ向かうようなもの。 貸し毛布にくるまりつつ、さっそく朝ビアとかねー。ははは。 「けっこう揺れるな~。さすが日本海」と思いつつ、 昨日のワインバーで聞いた「かもめにかっぱエビせんをあげる」とかもやってみる。 慣れてくると、カモメもかなり近づいてくるのね! たーのしー! それにしても、日本海ザッパーン! 今にも船越栄一郎と片平なぎさが出てきそう。 私の恰好が黒トレンチ、黒パンツ、黒ブーツ…と、 「不倫に疲れて佐渡に来ちゃった女」みたいなので、 かもめとたわむれているくらいがちょうどいいかと。 2時間半で無事に到着。 さっそく駅前の寿司屋でお昼ごはん。 もちろん「地魚にぎり」(1600円)をいただきます! メダイ、ふぐ、ぶり、まとうだい、ホウボウ、甘エビ、イカ。 どれも身が締まって美味しいが、びっくりしたのがイカ!! コリコリ甘味のある身の下には、醤油漬けの肝が仕込んであります。 うんわー、超ねっとり濃厚。イカとのコントラストが素晴らしい。 あまりの美味しさに、これだけもう1貫にぎってもらったほど。 しかし、食べながら板さんと話していると、 「いやー、今の船でよく来たね」などとおっしゃる。 「?」と思いつつ、ふとテレビを見ておどろきましたわよ。 「日本海大シケ。窓が吹き飛ばされる佐渡市民」みたいな放送をやっている。ええー!? このままだと帰りのフェリーが出ないかも…って、私、日帰りのつもりなんですけど。 宿もとってないし…いや、まあそうなったら泊まればいいのか。あはは~。 わりと気楽に考えつつ、タクシーをつかまえて観光へゴー! といっても佐渡って意外に広いのね。 佐渡金山、トキセンター、たらい舟… 全部をタクシーで回れば間違いなく4時のフェリーに間に合わないし、 なによりタクシー代がとんでもないことになる。 (佐渡にいられるのは、賞味4時間! 普通、そんなスケジュールあり得ないらしい。笑) どうしようか考えた末、とりあえずタクシーに乗って料金交渉開始。そして成立。 超やさしい運転手さんで助かったー!! まずは目当ての「へんじんもっこ本店」へ。 以前、Rが東京へ戻るついでに我が家へ泊まった際、 「佐渡旅行で現地手配してきたから、みんなで食べよう」と送ってくれたのです。 「あーー!コレ、テレビで見て憧れてたのよ~。クリーム状のサラミ!!」と大盛り上がり。 それがあまりに旨かったので、佐渡に行くことがあれば絶対に寄りたかった。 ちなみにフェリー乗り場とかでも一部の商品を売ってるけど、 種類が少ないし、本店が事務所みたいでおもろいらしい。ぜひ行きたい。 フェリー乗り場から15分くらい。 はい、つきました~。 ガラガラと引き戸を開けると、そこはザ・事務所! 商品はすべて裏にあるらしい。 シャキシャキッとした素敵な奥さんが対応してくれるので、 気持ちよくお買い物ができます。 ご主人は、なぜかいる外人さんと電気シェーバーの話で盛り上がっている。笑 クリームサラミ、たまとろサラミ、レバーペースト、白かびの貴腐ソーセージ、パテ… 魅惑の品々を包んでもらい、大満足でタクシーへ戻る。いぇい。 さあ、次はトキだ! というわけでトキが見られるトキセンターへ。 本当は金山も行きたかったんだけど、時間的に断念。行き当たりばったりならではねー。 (聞いたところによると、金山を掘っていた時代の再現蝋人形みたいなものがあり、 「♪オレ~は~、都会で悪いことやって~ココに流れ着いた~。 あああ~、酒がのみてぇ~、女が抱きてぇ~」みたいなBGMが物悲しく流れ、 非常に味わい深い場所らしい。秘宝館かっつーの…。笑) 「天敵のテンに9羽のうち8羽が食べられた」とか、 悲しいニュースがあったトキですが、言わずと知れた天然記念物。 あ、でも昨日のワインバーでも、今日の運転手さんの話でも、 「あれは100%人災! あんな穴じゃテンも入るよ」と地元民には超ひんしゅくらしい。笑 新潟日報でも、政治ネタよりでっかくドーンと一面だったとか。さすが。 いましたトキ! 非常にデリケートな鳥ということで、 サクに入ったものを遠くから双眼鏡で眺める。ほー。 最後の日本産トキである「キン」のはく製がいいねえ。 そして「トキ色」という名を表す、半透明な紫色の羽がとても美しい。へー。 それなりに満喫したものの、やはりサクの鳥は遠かったな~。 と、運転手さんが「放鳥されたトキを見られるスポットにご案内しましょう」と、 地元民だけが知る場所に連れて行ってくれることに。わーい! 車で少し行った、だだっ広い田んぼ。そこで、待つことしばらく… 「あ!いました!」という声にそちらを見ると、羽ばたいている集団のトキが! おおおー。下から見ると、まっ白い腹や顔の赤が美しいわ~!! しかもかなり近い。 見えなくなるまで、その姿をじーっと追いかける。 その後、フェリー乗り場まで送ってもらい 超格安の料金(ホントに感謝!)をお支払い。 ジェンキンスさんネタなど、佐渡民ならではの面白話をいろいろ聞けて良かったわ~。 心配なフェリーの運航状況をチェックしに行くと、16時の運航が決定していた! あー、良かった。実は半分くらい、今夜は泊まるつもりになってたよ。笑 この時点で残りは1時間半。 これから観光地へ向かうのは厳しいしなあ…と思いつつ、自分に問うてみる。 「私が本当に見たいものはなんだ? 観光地じゃなくて、ここの暮らしじゃないの?」 …そうだ! ここの生活を見に行こう! というわけで、観光案内所で「このへんにスーパーマーケットはありますか?」と聞き、 近隣のマップをもらう。 それを手に商店街を抜け、住宅地を通り、「おおー、これが佐渡!」と路地を練り歩く。 歩いて歩いて、早3キロ…? そこに、スーパーマーケット発見! そう、地元のスーパーほど楽しいアミューズメントパークはありませぬ。 ずわいがにが150円!(ガーン) とびうおのすり身! 佐渡バター! あふれる海藻! 生いか! 佐渡の極厚油揚げ! ナメゼ(麦麹でつくった舐め味噌)! 佐渡バターはフェリー乗り場でも売っていたが、スーパーでは半額近かった。わお。 そんなこんなでウロウロしまくっていたが、 ふと考えれば「これから、また3キロ歩くのか…」とぐったり。小雨がふってるしね。 もちろんタクシーも通ってないしさ~。…と、そこに聞こえてきたのが、英語の会話。 ぐりんとふりむくと、そこには先ほどトキセンターで会って少し話したオージー3人組が! 「わー、なんでここに?」「ハーイ! オレンジジュース買いに寄ったんだよ」ですって。 そう、彼らはレンタカーで移動しているんですね。うらやましーぃ! 「…ねえ、私、フェリー乗り場から歩いてきたんだけど」 「わお! クレイジーだね」「ははは…でも、これからまた戻るのよ。あの、良ければ…」 「もちろん乗っていきなよ!」 わーーー。助かった!!! というわけで、車でフェリー乗り場まで送ってもらう。あっさり10分で到着。笑 お礼を言って切符を買い、残りはあと20分! 「うーん、なんだか小腹がすいた…。おっ」と目に入ったのが、フェリー内のそば屋。 佐渡は海藻の種類が多くて有名ですが、 「海藻そば」にはナガモ、ギンバなど聞いたことのない海藻が3種も! しかも、店の中では美味しそうなかきあげを揚げている真っ最中…。 迷ったあげく、「海老のかきあげ+ナガモ」のトッピング。500円。 揚げたてのかきあげに、たっぷりのナガモ…は~、おいしい。ビールも最高。 お土産もたんまり買ったし、あとはフェリーで爆睡すれば新潟市内。 たった4時間だったけど、楽しかったな~。 そして市内に戻り、Rと再会。 フェリーの中から「へぎそば食べたし」とメールしておいたので、 オススメの店をサクッと指定してくれた。ホント持つべきものは在住民。 お店で待ち合わせ、念願のへぎそば~。美しい! 日本酒を飲み、佐渡の感想などを話しつつ、また駅まで送ってもらう。 R、本当にありがとうね~。早く東京に帰っておいでー! 駅到着。すると、…次の新幹線は1時間後!? まだまだ旅は終わらない~。 仕方ないので構内の居酒屋に入り、ひとりで地酒追加! せっかくなので新潟名物でも食べるか…と、栃尾の油揚げ。 油揚げと厚揚げの中間くらいの極厚油揚げですね。 これに、納豆とねぎを挟んでコンガリ焼いてある。ねぎみそバージョンも選べます。 あー、サクサク、しっとり。ウマー!! それと「巻きえご」という海藻。 酢味噌で食べるんですが、これもまた不思議な食感。面白いね~。 「んはー」と思いつつ、のんびり過ごし、 夫のお土産に「魚沼産コシヒカリの塩むすび」を2つ握ってもらって今度こそ帰宅。 あー、楽しかった! しかも明日も休みだなんて…充実の三連休でしたわ。
by turehana
| 2010-03-30 00:55
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