by turehana
カテゴリ
全体 外ごはん 家ごはん(肉) 家ごはん(魚介) 家ごはん(野菜) 保存食 お弁当 instgram(最近の自炊) お招き&お呼ばれ 田んぼ(僕らの酒) 国内旅行 海外旅行 前ホームページサンプル お知らせ プロフィールと連絡先 未分類 以前の記事
2017年 06月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 01月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 01月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 ブログパーツ
最新のトラックバック
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
春の「OGINO」第1弾。 正直言って「もうジビエもなくなる時期だからからさびしいわ~」と、 前回に比べればややテンションは低め。 でもこれが…予想を大きく裏切るスバラシイ一夜でしたわ!!!! やっぱりこの店、すごすぎる! 本日は、毎度おなじみ酒飲み美女友人・Nっちょ&Kちゃんと来店。 まずはシャンパンとビールを呑んでピクルスをつまみつつ、 「お好きなだけリエット」を取り分けます。どーんとね! ちなみにコースは、私だけ「おまかせ肉・肉コース」、 お二人は「おまかせ普通コース(クセあり)」と「おまかせ普通コース(クセなし)」で。 (*3つとも、勝手に私がそう呼んでいるだけで、そんな名前のコースはありません!) 前菜その1。 Nっちょは、「白身魚のカルパッチョ ガスパチョソース」。 味見していませんが、きっとちゃんとおいしいはず。 Kちゃんは「蟹のムース アボカドソース」。 アボカドソースの上にはコンソメジュレ。 さあ、私の前菜! 「パテとペーストのスペシャル盛りあわせ」でございます。わお。 こちらのシェフといえば「パテやテリーヌ大好き!!」ですもんね。 左上が、山鹿のテリーヌ、右が濃厚レバーペースト、下は自慢のオギノパテ。 パテ類にはディジョンのマスタードを少しつけると二度おいしい。 鹿のテリーヌも美味しいんだけど、レバペが最高。 マデラ酒、ポルト酒、コニャックをたっぷり入れ、生クリームやバターも投入。 温かいパンに、もっそりつけていただきます。 む~。舌にまとわりつくようなきめ細かさで、「す、すいません! 赤をグラスで!」。 前菜その2。 Nっちょのお皿は「フォアグラのコンフィ チェリーの酢漬け添え」。 じっくり低温でコンフィにすることで、テリーヌなどにするよりもなめらかになるとか。 Kちゃんと私は、 「フォアグラのソテーとブーダン・ノワールのタルト 角切り林檎のソテー添え」。 パリパリのパイ生地の上に超濃厚ブーダン、その上にフォワグラソテー… 見ただけで太りそうなハイカロリーメニューかと思いますが、もちろん超好み。 なんですかこれ。食べても食べても濃厚って。しあわせすぎる…。 さあ、やっと魚料理! Nっちょは「ひらめのポワレ」。 2切れの切り身の間に、なにか野菜が入っていたような…。 食べてないのでわかりませんが、説明を聞きながら「美味しそうだな」と思った記憶が。 Kちゃんは「白子のムニエル 焦がしバターソース」。 わおー、こ、これは旨そうだ。もちろん一口いただく(わかりやすい)。 「クセのあるものは苦手」と“クセなしコース”をリクエストしたNっちょも、 「私のも美味しいんだけど…クセありコースにすればよかった~!」と地団太。笑 ワインは白のオススメをボトルで1本。 あっという間に呑み終わりますけども。w 私の2皿目は、「牛もも肉と生牡蠣のタルタルステーキ エスプレット風味」! 粗めに刻んだ生肉に、細かく刻んだ生牡蠣を混ぜ、卵黄、レモン汁、ピクルス…。 もー、嫌いなわけがない。ストライクど真ん中。 牡蠣シーズンの最後を、こんなに素敵な料理でシメられて感涙…。 口直しのグラニテは柚子。 あー、サッパリあっさり。じゃあ、いよいよメインに突入じゃー! ワインは赤をボトルでお願いし、 Nっちょは「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」。 春の野菜がたっぷり添えてある。 クラシックなお料理ですが、間違いなく旨いハズ。 Kちゃんは「バスク豚のロースト マデラ酒ソース」。 年間3000頭しか出荷しない貴重な豚のロース肉だそうです。 ナイフを入れた断面の美しいロゼ色と言ったら! そして、一口食べただけで無言になるほど肉が旨い!!! なんじゃこりゃ!! なんというか甘くてミルキーで…こ、これはスゴイです。 久々にここで豚肉料理食べたくなったわー。笑 そして、いよいよ私のメイン。 実は食前酒のシャンパンのあたりですでに、 ソムリエHさんから「今日はスゴイのをご用意してますから」と言われていたのです。 なんだろなんだろ…とわくわくしていたら、シェフ自ら皿を持って登場! ……こ、これ何? 見るからにとっぷりした濃厚ソースの上には、あばら骨らしき物体が…。 大きさから言って…鶏系? んんん? ニコニコしながら立っているシェフに「鶏ですか?」と聞くと、 「いえ。北海道産。4つ足です」とニヤリ。北海道の四つ足??? その後、ヒントなどをもらいつつ、ついにたどり着いたのは…衝撃の、アノ動物! ええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!? アイツ…ですか。っていうか、あれ食べられるの!? もちろん普通は獲っちゃダメ。汗 東京一のジビエ使いと名高いシェフが、「僕も初めて調理しました」と言う超レア食材。 「入荷が決まったとき、コレは絶対ハナコさんに!と思ったんですよ~。笑」とは、 この店に集う名だたる臭いもん好きの末席に加えていただき、恐縮でございますが…。 ゴクリとのどをならしつつ、いざいただきます! 食べてみれば、肉は意外にやわらかく臭みも思ったより少ない。うめえ。 血とワインをたっぷり使った激濃厚ソースのおかげかしら…。付け合わせのリンゴピュレも旨し。 …と、手づかみでアバラをつかみ、アバラまわりの肉を食べたそのとき! 「う、うわー!」と、ぶわっとケモノの香りが。キ、キターーー! まさに鼻から抜ける野生臭…待ってました。ああ、たまらん。恍惚。 遠巻きに(?)見る二人を横目にすっかりソースまで食べつくし、 「きっとこの皿のことは一生忘れないだろう」と、 フィンガーボウルで指先を洗いつつうっとり。いやはや。 余韻もそのままに、デザートに突入。 二人は「イチゴとクレームダンジュのパフェ 黒こしょう風味」。 クレームダンジュの上に、アイス、イチゴ、メレンゲ、そこに黒こしょう。 大人のパフェですなー。 私は「抹茶のクレームブリュレ レンズ豆のアイス添え」。 パリパリのカラメルの下には、緑色の抹茶ブリュレ。 まあ目当てはレンズ豆のアイスだったりするんですが…豆好き。 コーヒーを飲みつつ、マドレーヌをお土産に包んでもらいお会計。 これで一人11000円! ありえなーい! 料理だけなら6500円だもんね。毎回驚くけど、ほんっとすごいわ。 あ。肉のヒントは…「日本むかし話」に良く出てくる悪者で、呼ぶときは「るるる~」…。 万が一、私に何かあったときは憑かれている可能性大。油揚げを供えてくださいませ。笑
by turehana
| 2010-03-14 16:42
| 外ごはん
|
ファン申請 |
||