by turehana
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昨日は旅館に泊まり、今日は朝から酒田観光へ。 お義母さんが車で送ってくれます。ありがたや~。 黒壁が美しすぎる三居倉庫や、 映画『おくりびと』ロケ地の古い料亭(撮影セットが開放されている)を見て、 その昭和建築っぷりにうっとり。となりの建物にも、シビれるリアル店舗看板。 「土門拳記念館」(出身地なんですね!)にでも行こうかと思ったが、 みごと休館日なので「初孫」の酒造「東北醸造」へ。 試飲しまくりつつ、3本も買っちゃったわ…。 にごり酒、旨かった! つーか、すでに送ったのも入れたら7本酒を購入済み。汗 市場に行って寒だらを眺めたり、 産直ショップでローカルフードを山ほど買ったり。 豆類、山菜乾物&瓶詰め、手作りおにぎり数種、 地元ばあちゃんたちの漬けものや調味料…大収穫! ちなみにコチラは、山形のおばあちゃん曰く、 「こーの人は名人だよぉー。 『この堅さが出るまで、何度、川さ捨てだがわがんね』って言ってたそうだー」 との逸話を誇る斉藤みよ子さんの堅揚げもち。 こーれーが、信じ難くおいしい。今まで食べたおかき類の中でナンバー1。 まさに絶妙なパリッパリ具合に、軽い塩味&ほんのりした甘さ。 ただ餅を揚げたものに味付けするのではなく、もちの段階で調整してから揚げている感じ? 個人的に取り寄せようかと思うほどです…。 そういえば山形はおかき文化が濃いようで、こんなものも売っていた。 中に入っているのが、炙る前の堅もち。火にかけるとふくらみます。たのしー。 こんなオヤツも買った。 秋田・山形エリアでは昔からあるらしい「ささまき」。 笹をはぐと、中からはもっちりごはん。ほんのり塩味で、アンコなども入っていない。 ごはんに笹の香りがうつって、すごくいい香り~。なんてシンプルなんだ! きな粉に黒糖を混ぜたものが別添えになっており、まぶして食べるのです。 最初からアンなどが入っているものは、さほど興味がないけどコレはいい!! お昼ごはんは、おばあちゃん宅の近所にある中華そば「かなや」。 夫が「子供のころ、ばーちゃんちに行くたびに出前してもらってさ。 従兄と座敷で並んで食べるのが美味しかったんだよー」と以前から熱く語っていたお店です。 ただし今回、「昼ご飯は、かなやで食べる!」と言ったら、 おばあちゃんと義母に「なんで、わざわざあの店で…」と呆れられておりましたが。笑 さすが雪国!の二重ドアを開けると、カウンターとテーブル。 いかにも家族営業風…って、ちなみに夫は20代のときにフラリと行ったら、 主人に「大きくなりましたね」と言われたらしい。ええ話や~。 ビールを頼むと「置いてないんですよー。買ってきてもいいけど」だそうなので、 近所の酒屋へ走る。酒のことになると、やたらフットワークが軽い夫。笑 冷えまくりの缶ビールを飲みつつ、まずは中華そば。 こーれーが、「なつかしい!」と叫びたくなるほどのマットー中華そば。 東京にあふれる複雑系(「とんこつ醤油なんとか味」とか)とは、一線を画する普通っぷり。 いや、とんこつ醤油なんとか味が食べたいときもあるけどさ。笑 おばあちゃんが「『かなや』では、いつも肉そばを食べる」と言っていたので肉そば。 日本そばに和風だしで、長ねぎと玉ねぎがダブルで入っているのね。妙に旨し。 ちなみに山形のそば屋には、ラーメンが置いてあるのが普通だそうです。 そうか、ここはラーメン屋ではなく、そば屋だったのね! 帰っておばあちゃんに「肉そば食べてきたよ」と言ったら、 「あらー! そばがやわらかかったでしょ。だから私は好きなの」だそうで。 たしかに衝撃のやわやわっぷりでしたけども。ははは。 そのままおばあちゃん宅でダラダラして、夕方からお目当ての居酒屋へ。 なんと慶応3年から営業(140年以上!?)している酒屋内にある酒場部門「久村の酒場」。 お母さんが送ってくれた車で乗り付け、いざ中へ… と思ったら4時ではなく5時開店だってー。新幹線は6時発車なのに! ガーン! どうしてもあきらめきれないので、夫が店に電話をかけ、 「東京から来ていて、6時の新幹線で帰るんです!」と切々と訴える。 すると「揚げものはできませんが、どうぞ」と入れてくれました。 でかした、夫! 店に入ると、いきなりコの字。床は土間。シビレるわ~。 しかも変わっていることに、カウンターの天板がガラスになっており、 中がツマミのショーケースになっている。 並ぶのは、モツ煮、煮魚、揚げ魚、ロールキャベツ、マーボー豆腐…。 カウンター横には白い石油ストーブが燃え、 熱燗用の「初孫」が一升瓶で湯せんにかけられている。くー、いいねいいね。 小上がりもあって、なんと中庭もある! 3台並ぶストーブが、山形の寒さを表しておりますな。 「酒屋もあるんですか?」と聞くと、店内でつながっているらしいので見に行ってみた。 スパっとした土間と蛍光灯がスバラシイ!! 興奮!! いかにも角打ちがありそうなムードなので聞いてみると、 「お酒を買いに来た奥さんが怖がるから、角打ちをやめて酒場をつくったんだよ」とのこと。 なるほど。 ビールを飲んでから、コップの熱燗。あったまるー。夫はどぶろく。 シメサバは、レアじゃないのに超しっとり。 モツ煮もしっかり脂があり、「アタリ!」とつぶやく。 すみいか。 んー、熱燗追加で!! 時価で季節もののヤツメウナギ。 この地域では昔からおなじみの食材だそうで、かば焼きにしてくれます。 気さくな店のおじさんが、「昔は半額だったけどねえ」と言っていた。 ちなみに今は2切れで850円! あったかいものが食べたくて、手作り餃子。 ふわふわのタネが美味しいなー。 そしてシメに、沖ぎすのつみれ汁。 やわらかいつみれも、澄んだスープも絶品!! 五臓六腑に染みわたるわ~。 1時間ほど呑んでタクシーを呼んでもらい、特急に飛び乗る。 その後、新潟で新幹線に乗り換えて、やっとこさ東京へ。 うーん、遠い。でも楽しかったなあ。 産直ショップで買った巨大なツボ焼き石焼き芋を食べつつ帰京。超ねっとり甘い。 山形、また来ます!
by turehana
| 2010-01-23 14:56
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